【ミシュラン二ツ星シェフ・ソムリエ厳選】
「モスカートの巨匠」が造る秋の傑作と、
幻の紅はるかで楽しむ
大人のスイーツ・マリアージュ
こんにちは。元ミシュラン2つ星レストランでシェフ兼ソムリエを務めておりました中嶋です。
疲れた日の夜や、休日の午後。 心を解きほぐしてくれるのは、やはり「甘いもの」と「美味しいお酒」ではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、甘口スパークリングワインの最高峰とも呼べる1本と、それに合わせるために考案した、たった10分で作れる「極上のさつまいもレシピ」です。
スイーツとしても、前菜としても楽しめる、禁断のペアリングをご紹介します。
まず主役となるワインのご紹介です。
イタリア・ピエモンテ州で造られる甘口微発泡ワイン『モスカート・ダウトゥンノ サラッコ』。
このカテゴリーにおいて、世界的なワイン評価誌から「モスカートの巨匠」「モスカートの頂点」と絶賛される生産者が「パオロ・サラッコ」です。
なぜ、このワインが特別なのか?
商品名にある「Autunno(アウトゥンノ)」とは、イタリア語で「秋」を意味します。通常の収穫よりも時期を遅らせ、完熟した最良のブドウのみを選りすぐって造られるこの上級キュヴェは、単なる甘口ワインではありません。
【香り】
グラスに注ぐと、オレンジや桃の果実香に加え、セージやタイム、そしてウーロン茶のような高貴なニュアンスが重なります。
【味わい】
口当たりはクリーミーでリッチ。しかし、驚くべきはその後味です。しっかりとしたミネラル感が全体を引き締め、甘いのにダレない、凛としたエレガンスを感じさせます。
アルコール度数は5.5%と低めなので、お酒に強くない方でも心地よく楽しんでいただけます。
ソムリエが選んだ最高の相棒
この偉大なモスカートに合わせるために選んだのは、TVでも話題の「しんあい農園」さんの『幻の紅はるか』を使った一皿です。
幻の紅はるかのフォンダンサラダ
「幻」と称されるこの紅はるかは、蜂蜜のような濃厚な甘味と、栗のようなホクホクとした食感を併せ持つ、まさに素材そのものがスイーツのような逸品。
このポテンシャルを最大限に活かすため、以下の要素をプラスしました。
【メープルシロップ】
焼き芋のような芳醇な香りと甘味が奥行きを加える。
【砕いたナッツ】
食感のアクセントとなり、甘味をさらに引き立てる。
幻の紅はるかを一口サイズにカットし、まるでフォンダン(口溶けの良い菓子)のように仕上げたサラダです。
ソムリエが教える「ペアリングの妙」
なぜ、この2つが合うのか。 それは「質の高い甘味」と「泡の役割」にあります。
幻の紅はるかが持つねっとりとした濃厚な甘味に、モスカート・ダウトゥンノのリッチな果実味が重なることで、口の中は幸福感で満たされます。
しかし、それだけではありません。 ワインの持つ「すっきりとした繊細な泡」と「ミネラル感」が、紅はるかの甘さをサラリと流し、次の一口を誘うのです。
- 前菜として、食事のスタートを華やかに。
- 食後のスイーツとして、優雅な余韻に浸る。
どちらのシーンでも活躍する、万能な組み合わせです。
最後にソムリエからの一言
「モスカート・ダウトゥンノ」の気品ある甘さと、「幻の紅はるか」の素朴で力強い甘さ。 この2つが出会う体験は、レストランのデザートコースにも引けを取りません。
調理時間はたったの10分。 仕事終わりの安らぎのひとときや、自分へのご褒美に。 ぜひ、この秋の味覚のマリアージュをお試しください。
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プロフィール
中嶋浩希 – オーナーシェフソムリエ
ワインバー「シェアソムリエ」代表
シェフ兼ソムリエ
「料理を作る人間が、ワインも選ぶ」
という究極のオーナーシェフソムリエ。
フランス、日本の名店で研鑽を積み、料理とワインの極致を追求。シェフの技とソムリエの感性を融合させ、ペアリングの妙で一皿の物語を紡ぐ。「シェアソムリエ」では、五感を震わす美食体験を創出し、特別な時間をさらなる高みへ。料理とは記憶を創り、人をつなぐ芸術——その信念のもと、卓越したダイニングを仕立てる。





