飲まぬ時には、米の深みを噛みしめる。
酒を愛する男にとって、白米は主役ではない。
だが、飲まぬ夜——あるいは飲み明けの朝。
そんな静かな時間にこそ、米の真価が立ち上がる。
炊き立ての白飯に、卵と醤油をひとたらし。
明太子の塩気が舌に染みれば、
もう一口、また一口と、箸が止まらない。
あるいは、丁寧に削った鰹節をふわりとのせて。
音もなく立ちのぼる湯気の向こうに、
“贅とは何か”が、見えてくる。
松丸産直デパートが選んだのは、
そんな一杯の白飯を、独自の美学で食す人のための米。
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