満たされるのに翌朝は軽い。大人の嗜み飯。
出汁のやさしさと香味野菜の清涼感が、飲んだ夜に心地よく沁みていく。
重くないのに満たされる――これぞ、大人のための、〆ご飯。
材料(4人前)
- 初鰹(刺身用)…1柵(約300〜350g)
- 大葉…4枚(千切り)
一番だし(昆布+鰹節から取ったもの)…600ml
醤油…小さじ2
塩…小さじ1/3
刻みのり…適量
ごはん(温かいもの)…4膳分
☆マリネ液用
醤油…大さじ2
ごま油…小さじ2
みりん…大さじ1
日本酒…大さじ1
しょうが…1片(すりおろし)
作り方
★調理
1. 初鰹は1cm弱の厚さにスライスする。
2. ボウルにしょうが(すりおろし)、醤油、ごま油、みりん、日本酒を混ぜ、鰹を漬け込んで10分ほどマリネする。
3. マリネ後はキッチンペーパーなどで水気をしっかり取る。
4. スライスした鰹を並べ、バーナーで表面を軽く炙る。香ばしい香りが立てばOK(炙りすぎないよう注意)。
5. 一番だしに醤油と塩を加え、火にかけて温めておく。
6. 茶碗に温かいごはんをよそい、炙った鰹を美しく並べる。
7. 上から大葉、刻みのりを彩りよく散らす。
8. 最後に熱々の出汁を静かに注ぎ入れて完成
ワンポイントアドバイス
1. 鰹のマリネは10分で充分:調味液が入りすぎると風味が強くなりすぎるため短時間がベスト。
2. 炙りは手早く香りづけ程度に:バーナーで香ばしさだけを加えることで、生感を残しつつ、旨味を引き立てます。
3. 出汁は一番だしで丁寧に:旨味の余韻が全体の格を引き上げます。時間がなければ市販のだしでもOK。
