忘れられがちな父の日。
だけど、ホタテのステーキとバーボンがあれば、“自分をもてなす理由”には、充分すぎる。
しかも、ただ焼くだけじゃない。
芳ばしいフォンドヴォー仕立てに焼きあげたホタテに、バルサミコの余韻が重なる。
それをバーボンソーダがさらに引き立てる。
これぞ、大人の男に許された、静かな贅沢。
材料(4人前)
- ホタテ(生・刺身用)…12個(1人3個目安)
- ディル…適量
セルフィーユ(チャービル)…適量
ニンニク…1片(潰す)
ローズマリー…1枝
レモンの皮(ゼスト)…1/2個分
フォンドヴォー…適量(漬け込み&ソース用)
☆調理料
EXオリーブオイル…適量
バルサミコ酢…適量
岩塩・黒胡椒…各少々
作り方
★調理
1. ホタテをバットに並べ、フォンドヴォーに10〜15分ほど漬け込む。
2. 漬けたホタテを取り出し、ペーパーで丁寧に水気を拭き取る。
3. フライパンにオリーブオイル、潰したニンニク、ローズマリーを入れて香りを引き出す。
4. ホタテを入れ、両面をしっかり焼き色がつくようソテー(中はレア〜ミディアム程度に)。取り出して休ませる。
5. 小鍋にバルサミコ酢を入れて半量になるまで煮詰める。
6. フォンドヴォーを加え、風味をなじませる。
7. 皿にソースを敷き、ホタテのステーキを全体に。
8. 上からディル・セルフィーユ・レモンゼストをふんわりのせ、岩塩・黒胡椒をひと振り。
9. 仕上げにEXオリーブオイルを散らす。
ワンポイントアドバイス
1. ホタテは「水気の拭き取り」が命:ソテー時の焼き色が美しく仕上がり、香ばしさも引き立ちます。
2. バルサミコ酢は煮詰めて濃縮感を:酸味と甘みが凝縮され、バーボンのキャラメル感と好相性に。
3. ハーブは“後のせ”で香りを最大限に:ディルとセルフィーユは香りを壊さぬよう、仕上げにふわりと。
