"Red Sea Bream Carpaccio with Yuzu and Edible Flowers, paired with a bottle of By. Ott Rose wine"

キング・オブ・ロゼと楽しむ週末。

週末のリラックスタイムには、肩の力を抜いて楽しめる、けれど少し贅沢なワインと料理が欲しくなります。


今回のペアリングの主役は、「プロヴァンスのキング・オブ・ロゼ」と称される名門ドメーヌが手掛けるロゼワイン『By. Ott Rose(バイ・オット・ロゼ)』。


合わせるのは、柚子の香りとハーブで爽やかに仕立てた「真鯛のカルパッチョ」です。


地中海の潮風を感じるロゼと、日本の海の幸。
遠く離れた二つの産地が織りなす、極上のマリアージュをご紹介します。


皿の上のプロヴァンス「柚子香る 真鯛のカルパッチョ」

淡白ながらも旨味の強い真鯛を、柚子の果汁と皮、そして上質なオリーブオイルでマリネした一皿です。 

ポイントは、「柚子」の和の柑橘感と、ディルやセルフィーユといった「西洋のハーブ」の組み合わせ。

仕上げにエディブルフラワーを散らすことで、見た目にも華やかさをプラス。
口に運べば、真鯛の甘みと共に、爽やかな酸味と緑の香りが鼻腔をくすぐります。

とろける餅と松前漬けの春巻き

名門のエッセンス「By. Ott Rose(バイ・オット・ロゼ)」

この料理に合わせるのは、プロヴァンス屈指の造り手「ドメーヌ・オット★」が手掛けるロゼワイン。
自社畑の厳選されたブドウを使用し、白ワインのように優しくプレスして造られるこのワインは、輝きのある桃色の外観が特徴です。

グラスを回すと、メロンや白桃、アプリコットといったフルーツの香りに、焼きたてのアーモンドやジャスミンのニュアンス。
口当たりは非常にフレッシュですが、余韻にはほのかな塩気とミネラルが感じられ、単なる「飲みやすいロゼ」とは一線を画す、芯の通った上質な味わいです。

とろける餅と松前漬けの春巻き

2つをつなぐ「海」と「香り」のマリアージュ

なぜ、このロゼワインと真鯛のカルパッチョが合うのか。
その理由は3つの共通点にあります。


1. 色彩のリンク
ワインの淡いサーモンピンクと、真鯛の桜色、そして散りばめられたエディブルフラワー。
視覚的な美しさがリンクし、テーブル全体が春のような華やかさに包まれます。


2. 柑橘とハーブの共鳴
ワインが持つ「フレッシュな柑橘系の果実味」が、料理に使われた「柚子」の酸味と見事に調和します。
また、ワインの持つジャスミンやハーブのニュアンスが、ディルやセルフィーユの香りと重なり合い、清涼感を高めます。


3. 海のミネラル感
プロヴァンスの海風を受けて育ったブドウが持つ「ほのかな塩気(ミネラル)」は、海の幸である真鯛と相性抜群。
カルパッチョの仕上げに振った岩塩とも共鳴し、魚介の旨味をぐっと引き立ててくれます。


週末は、自宅で地中海のリゾート気分を

「これはリラックスタイムに飲むワインだよ!」 ブランドアンバサダーのクリストフ・ルナール氏がそう語るように、このペアリングは難しいことを考えずに楽しむのが正解です。

良く冷やしたロゼワインと、彩り豊かなカルパッチョ。


次の休日は、自宅にいながら地中海のリゾートホテルで過ごすような、優雅なランチタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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プロフィール

中嶋浩希 – オーナーシェフソムリエ

ワインバー「シェアソムリエ」代表
シェフ兼ソムリエ

「料理を作る人間が、ワインも選ぶ」
という究極のオーナーシェフソムリエ。

フランス、日本の名店で研鑽を積み、料理とワインの極致を追求。シェフの技とソムリエの感性を融合させ、ペアリングの妙で一皿の物語を紡ぐ。「シェアソムリエ」では、五感を震わす美食体験を創出し、特別な時間をさらなる高みへ。料理とは記憶を創り、人をつなぐ芸術——その信念のもと、卓越したダイニングを仕立てる。

中嶋 浩希