どんなに忙しくてもこだわりのある丁寧な暮らしは譲れない。
年末年始や新学期の始まる時、なんだかんだバタバタと忙しくなりますよね。
どんな時だって、丁寧でこだわりのある暮らしを大切にしたいけど、忙しい最中に両立は難しい…そんな風に思っていませんか?
でも実は、忙しい時でもこだわりのある生活ができる方法があるのです。
例えばいつものお料理に"ひと手間加える"、のではなくて、"ひとアイテム変える"だけで、それが実現するのなら、やってみない手はないですよね。
ではそのひとアイテムとは…?
その答えは、調味料。
え、調味料?と思いましたか?
そうです。これまでも利用していた調味料を、ひと味違ったものにするだけで、簡単なのにこだわりのある食卓を作ることができるのです。
では、こだわりのある調味料って、どのようなものでしょうか?
ここでは日本の南の島で作られた、特別な調味料をご紹介します。
100歳以上の割合が全国平均の3倍⁉ 長寿の島、喜界島の秘密が作る調味料たち
皆さま、喜界島って聞いたことありますか?
喜界島は、奄美大島から20㎞ほどのところに位置し、サンゴ礁が隆起してできた「日本で最も美しい島」のひとつとして知られています。四方を透き通る宝石のような海に囲まれ、サトウキビ畑が一面に広がり、亜熱帯らしいジャングルのような森林もあります。
大きな島の守り神、ガジュマルに見守られた奇跡の島は、自然が豊かなだけでなく、その自然が含むミネラルは他の土地と比べて3倍もあるのだとか。
さらに喜界島では100歳以上の方の割合がなんと全国平均のおよそ3倍なんだそう。
長寿の秘訣は、ミネラルをたっぷり含んだ風土で作られる水や植物の力が関係しているのです。
そしてこの栄養満点の豊かな土壌でオーガニックに丁寧に育てられた植物たちで作られた調味料は、例えばよく使うお醤油や胡椒でも、島でも希少な花良治みかんや島ならではの島そら豆などで作った変わり種かつこだわり派。
味も安全性も自信を持っておすすめできる逸品です。
これらの調味料は、いつものお料理をちょっと洗練させてくれるだけでなく、こだわりを感じるところから、わたしたちを"食の通"の域に連れて行ってくれるのです。
ではおすすめしたい調味料に使用している植物にはどんな力が秘められているのでしょう?
長寿の鍵となる植物たち
〈花良治みかん〉
花良治みかんって聞いたことありますか?喜界島にある花良治という集落で採れる、非常に希少価値の高いみかんです。外側を美しい鮮やかなグリーンの皮に身を包み、中は鮮やかなみかん色。島でも希少なのですから、通常価格でわたしたちの手に入ることは滅多にありません。
抗がん作用、血圧・血糖値上昇抑制、アルツハイマー病予防等の効果があると言われるポリメトキシフラボノイドを多く含有しており、それらが多いとされるシークワーサーよりも多いとか。毎日快適に過ごせそう!
〈島みかん〉
花良治みかんと比べると、果汁に含有されるポリメトキシフラボノイド量は半分ほどですが、皮に含まれる量は花良治みかんの2倍あり、非常にパワフルに果実を守っていると言えます。抗がん作用、血圧・血糖値上昇抑制、アルツハイマー病予防等の効果が期待できるみかん。
〈白ごま〉
ごまの国内生産は実は0.1%とかなり希少。そして国内での生産量の9割は喜界島産なのです。
サンゴ礁が隆起してできた喜界島の土壌は他の地域に比較してもミネラル量が豊富。アルカリ性の土壌で育った胡麻は味も濃厚で風味豊か。ここでご紹介する調味料に使われている胡麻は化学合成農薬不使用。
白ごまの効能は数多くあれど、アンチエイジングに寄与してくれるのがとっても嬉しいですね。
〈島そら豆〉
ミネラル豊富な土壌で育まれた島そら豆。 畑には多くの珊瑚の化石が混じり、 葉酸が約2.3倍多いのだとか。そのため、 妊娠中・授乳中の方にもおすすめ。 貧血・潰瘍・口内炎等の症状にも良いのです。 通常と比べて炭水化物が 約50%少ないため糖尿病などのリスク軽減・ダイエット効果の作用があります。
ここで紹介するお醤油は、希少な在来種の島そら豆から作られたグルテンフリーのお醤油。小麦や大豆アレルギーの方でも楽しんでいただける嬉しいお醤油なのです。
さて、それぞれの植物が持つ力がわかったところで、これらの植物を丁寧に育て上げて作られた調味料をご紹介します。
島の恵みを凝縮した"しずく"を瓶に詰めた調味料
いかがでしたか?
次のコラムでは、上記の調味料を活用したレシピをお伝えしますね。