十五夜のはなし ②
十五夜は、もともと
日本の行事じゃなかった。
月見の歴史
中秋節
十五夜
前回のはなし
十五夜って何?中秋の名月の意味をやさしく解説
毎年、秋になるとやってくる「十五夜」。月見団子を並べて、ススキを飾って、きれいな月を眺める――そんな日本らしい風景ですが、実はこの「月を見る文化」、ルーツは中国にあります。月見のルーツをたどると、意外と面白いんです。
中国の「中秋節」から始まった月見文化
中国では、旧暦8月15日に月を眺める「中秋節」が行われていました。日本の十五夜と同じ日付なのは、偶然ではありません。もともと同じ文化から始まっているのです。
奈良〜平安時代、日本の貴族が広めた月見
その文化が奈良〜平安時代ごろに日本へ伝わると、当時の貴族たちが月を眺めながら宴を開いたり、和歌を詠んだりして楽しむようになりました。
月を肴に、宴を開き、和歌を詠む。それが、日本における「月見」の始まりでした。
日本独自に加わった「収穫への感謝」
そして日本では、そこに「秋の収穫を祝う」という文化が加わっていきます。里芋や栗などを供えるようになったのも、その名残です。
中国から伝わった「月を眺める文化」に、日本にもともとあった「農耕・収穫への感謝」が重なり合っていったのです。
「中国の月見」×「日本の収穫文化」が生んだ、いまの十五夜
つまり今の十五夜は、次の掛け合わせから生まれた、日本ならではのお月見なんです。
中国から伝わった月見
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日本の収穫文化
STORY
イラストでめくる、月見のルーツ
中国と日本、月見の違い
中国「中秋節」
- 旧暦8月15日に行われる
- 月餅を食べ、家族の団らんを祝う
- 月を眺める文化の起源
日本「十五夜」
- 同じく旧暦8月15日
- 月見団子とススキを供える
- 秋の収穫への感謝が加わった
今夜、月を見上げるときは、
1000年以上前の人たちも同じ月を眺めていたと思うと、
ちょっとロマンがありますね。





