十五夜は、もともと日本の行事じゃなかった?月見のルーツをたどる【2026年】

十五夜は、もともと日本の行事じゃなかった?月見のルーツをたどる【2026年】

十五夜のはなし ②

十五夜は、もともと
日本の行事じゃなかった。

月見の歴史 中秋節 十五夜
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前回のはなし 十五夜って何?中秋の名月の意味をやさしく解説

毎年、秋になるとやってくる「十五夜」。月見団子を並べて、ススキを飾って、きれいな月を眺める――そんな日本らしい風景ですが、実はこの「月を見る文化」、ルーツは中国にあります。月見のルーツをたどると、意外と面白いんです。

中国の「中秋節」から始まった月見文化

中国では、旧暦8月15日に月を眺める「中秋節」が行われていました。日本の十五夜と同じ日付なのは、偶然ではありません。もともと同じ文化から始まっているのです。

中秋節(旧暦8月15日)

奈良〜平安時代、日本の貴族が広めた月見

その文化が奈良〜平安時代ごろに日本へ伝わると、当時の貴族たちが月を眺めながら宴を開いたり、和歌を詠んだりして楽しむようになりました。

月を肴に、宴を開き、和歌を詠む。それが、日本における「月見」の始まりでした。

日本独自に加わった「収穫への感謝」

そして日本では、そこに「秋の収穫を祝う」という文化が加わっていきます。里芋や栗などを供えるようになったのも、その名残です。

中国から伝わった「月を眺める文化」に、日本にもともとあった「農耕・収穫への感謝」が重なり合っていったのです。

「中国の月見」×「日本の収穫文化」が生んだ、いまの十五夜

つまり今の十五夜は、次の掛け合わせから生まれた、日本ならではのお月見なんです。

中国から伝わった月見
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日本の収穫文化
STORY

イラストでめくる、月見のルーツ

中国の「中秋節」も、旧暦8月15日に月を祝う行事。
奈良〜平安時代、貴族たちが月を眺めながら和歌を詠んだ。
里芋や栗を供える風習は、日本独自に加わったもの。

中国と日本、月見の違い

中国「中秋節」

  • 旧暦8月15日に行われる
  • 月餅を食べ、家族の団らんを祝う
  • 月を眺める文化の起源

日本「十五夜」

  • 同じく旧暦8月15日
  • 月見団子とススキを供える
  • 秋の収穫への感謝が加わった

今夜、月を見上げるときは、
1000年以上前の人たちも同じ月を眺めていたと思うと、
ちょっとロマンがありますね。

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