梨の旬はいつ?品種別の時期と美味しい梨の選び方を解説

梨の旬はいつ?品種別の時期と美味しい梨の選び方を解説

梨の旬を知る 夏から冬まで、品種を変えながら楽しめる 早生 → 中生 → 晩生

梨の旬はいつ?品種別の時期と美味しい梨の選び方を解説

和梨 旬 品種 選び方 保存方法
◎ 旬がわかった 0
梨は夏から秋にかけて旬を迎える果物として知られていますが、 実は品種によって収穫・出回り時期が大きく異なります。

代表的な幸水や豊水は夏から秋にかけて旬を迎え、 新高や新興、愛宕などの晩生品種は秋から冬にかけても楽しめます。

この記事では、和梨の品種別の旬の時期を早生・中生・晩生に分けて紹介。 美味しい梨を選ぶための6つのチェックポイントや、好みに合わせた品種の選び方、 保存方法までわかりやすく解説します。
SEASON

梨の旬はいつ?

和梨全体で見ると、旬のピークは7月下旬〜10月上旬頃です。

ただし、すべての品種が同じ時期に出回るわけではありません。

7月下旬頃から幸水などの早生品種が登場し、8月から9月にかけて豊水や二十世紀、 あきづきなどが続きます。そして秋が深まると、新高や南水、にっこり、新興などの 晩生品種が旬を迎えます。

さらに、愛宕のように11月下旬から1月頃まで楽しめる品種もあります。

ポイント: 梨は「夏だけの果物」ではありません。 品種を選べば、7月下旬頃から冬まで長く楽しめます。

梨は「早生・中生・晩生」で旬が変わる

梨の品種は、出回る時期によって大きく「早生」「中生」「晩生」に分けて考えることができます。

7月下旬〜8月下旬 早生

幸水、筑水、新甘泉など。梨シーズンの始まりを告げる品種です。

8月下旬〜9月下旬 中生

豊水、二十世紀、あきづきなど。種類が特に充実する時期です。

9月下旬〜11月以降 晩生

新高、南水、にっこり、新興、愛宕など。秋から冬まで楽しめます。

区分 主な旬 代表的な品種
早生 7月下旬〜8月下旬 幸水、筑水、新甘泉
中生 8月下旬〜9月下旬 豊水、二十世紀、あきづき
晩生 9月下旬〜11月以降 新高、南水、にっこり、新興、愛宕
VARIETY

梨の旬を品種別に紹介

ここからは、代表的な和梨を旬の時期ごとに見ていきましょう。

EARLY SEASON

早生の梨|7月下旬〜8月下旬

夏の暑い時期に登場するのが早生品種です。 みずみずしく爽やかな味わいのものが多く、梨シーズンの始まりを告げる存在です。

幸水

幸水

7月下旬〜8月中旬頃

和梨を代表する人気品種のひとつ。甘みが強く、果汁が多く、 シャキッとした食感が特徴です。

筑水

筑水

7月下旬〜8月下旬頃

早い時期から楽しめる品種。甘みが強く、みずみずしい味わいで、 夏の早い時期から梨を食べたい人に向いています。

新甘泉

新甘泉

8月下旬〜9月上旬頃

青梨系の品種。青梨らしい爽やかさがありながら、 甘みもしっかり感じられるのが魅力です。

MIDDLE SEASON

中生の梨|8月下旬〜9月下旬

8月後半から9月にかけては、梨の種類が特に充実する時期です。 幸水に続いて豊水や二十世紀、あきづきなどが旬を迎えます。

豊水

豊水

8月中旬〜9月下旬頃

甘みと酸味のバランスがよく、コクのある味わいが特徴。 果汁も多く、ジューシーな梨が好きな人に向いています。

二十世紀

二十世紀

8月下旬〜10月上旬頃

青梨を代表する品種。黄緑色の果皮と、 爽やかな酸味とシャキシャキした食感が魅力です。

あきづき

あきづき

9月中旬〜10月上旬頃

酸味が少なく、甘みをしっかり感じやすい品種。 甘い梨が好きな人や、まろやかな味わいを選びたい人におすすめです。

LATE SEASON

晩生の梨|9月下旬〜冬

秋が深まってくると、晩生品種の出番です。 大玉で食べ応えがある品種や、比較的貯蔵性に優れた品種も多く、 秋から冬にかけても梨を楽しめます。

新高

新高

9月下旬〜11月下旬頃

大玉の梨として知られる人気品種。 上品な甘みと豊かな果汁が魅力で、贈答用としても選ばれています。

南水

南水

9月中旬〜12月上旬頃

長野県を代表する梨のひとつ。 梨の中でも特に甘みが強い品種として知られています。

にっこり

にっこり

10月上旬〜11月下旬頃

甘みが強く酸味が少ないタイプ。 秋が深まってから楽しめるため、幸水などとは違った時期に梨を味わえます。

新興

新興

10月中旬〜12月中旬頃

10月中旬頃から旬を迎える晩生品種。 大玉で甘みが強く、比較的日持ちしやすいのが特徴です。

愛宕

愛宕

11月下旬〜1月頃

冬に旬を迎える珍しい大玉品種。 一般的な梨の旬が過ぎた後にも楽しめる品種として注目したい存在です。

CALENDAR

梨の旬カレンダー

代表的な品種を時期順に並べると、梨のシーズンの流れがわかりやすくなります。

7〜8月
8〜9月
9〜10月
10〜1月
幸水
筑水
豊水
新甘泉
二十世紀
あきづき
南水
新高
にっこり
新興
愛宕
品種 旬の目安 特徴
幸水 7月下旬〜8月中旬頃 甘くジューシー
筑水 7月下旬〜8月下旬頃 甘みが強くみずみずしい
豊水 8月中旬〜9月下旬頃 甘酸っぱくコクがある
新甘泉 8月下旬〜9月上旬頃 爽やかで甘い
二十世紀 8月下旬〜10月上旬頃 酸味が爽やか
あきづき 9月中旬〜10月上旬頃 甘みが強く酸味が少ない
南水 9月中旬〜12月上旬頃 強い甘み
新高 9月下旬〜11月下旬頃 大玉で上品な甘さ
にっこり 10月上旬〜11月下旬頃 甘く酸味が少ない
新興 10月中旬〜12月中旬頃 大玉で日持ちしやすい
愛宕 11月下旬〜1月頃 冬に楽しめる大玉品種
※旬は産地、気候、栽培条件などによって前後します。 購入時は店頭や産地の出荷情報も確認しましょう。
HOW TO CHOOSE

美味しい梨の選び方6つ

せっかく旬の梨を買うなら、できるだけ美味しいものを選びたいですよね。 ここでは、店頭で確認しやすい6つのポイントを紹介します。

1

ふっくらした形を選ぶ

まん丸で左右のバランスがよく、ふっくらしているものを選びましょう。 お尻の部分が広く、しっかり膨らんでいるものも目安になります。

2

同じ大きさなら重いもの

同じくらいのサイズを比べたとき、ずっしりと重みを感じるものを選ぶのもポイント。 重さはみずみずしさを見る目安になります。

3

皮の色とツヤを見る

赤梨は赤褐色が濃くなり、お尻の部分まで色づいているものが目安。 青梨は黄緑色から少し黄色みが出てきた頃が目安です。

4

軸(ヘタ)を確認する

太く、青々としてみずみずしい軸は、新鮮さを見る目安になります。 軸が細く黒ずんでいるものは、収穫から時間が経っている可能性があります。

5

皮のハリと手触りを見る

果皮にハリがあり、表面のザラつきが少なくツルッとしてきた梨は、 食べ頃を判断するひとつの目安になります。

6

甘い香りを確認する

梨特有の甘い香りが感じられるものも、 食べ頃を選ぶ際の目安になります。

1 ふっくらした形 2 ずっしりした重さ 3 皮の色とツヤ 4 太く元気な軸 5 皮のハリ 6 甘い香り 6つを組み合わせて選ぶのがコツ
美味しい梨を選ぶときは、ひとつだけでなく複数のポイントを組み合わせて確認しましょう。
STORY

旬を追いかけると、梨の違いがもっとわかる

夏・幸水

まずは幸水から

7月下旬頃から登場する幸水は、夏の梨を代表する存在。 甘くジューシーな味わいから、梨シーズンのスタートにぴったりです。

秋・食べ比べ 豊水 × 二十世紀

8〜9月は種類が豊富

豊水、二十世紀、あきづきなどが続々登場。 甘さ、酸味、食感の違いを比べるには特に楽しい時期です。

秋・冬 新高・南水・愛宕

冬まで梨を楽しめる

新高、南水、新興、愛宕などの晩生品種へ。 品種を知ると、梨の季節が想像以上に長いことに気づきます。

YOUR FAVORITE

好み別に選ぶならどの梨?

梨は品種によって味わいが異なるため、自分の好みから選ぶのもおすすめです。

甘さ重視 とにかく甘い梨が好き

幸水、あきづき、南水、新高、にっこりなどが候補。 夏なら幸水、秋以降なら南水や新高など、時期に合わせて選べます。

爽やか派 さっぱりした梨が好き

爽やかな酸味やシャキシャキ感を楽しみたいなら、 二十世紀がおすすめです。

バランス派 甘酸っぱさを楽しみたい

甘さと酸味のバランスを重視するなら、 豊水が候補です。

STORAGE

梨の保存方法と注意点

梨を購入したら、保存方法にも気をつけましょう。

和梨は基本的に追熟しない果物です。

そのため、「買ってからしばらく置いておけば、どんどん甘くなる」 という果物ではありません。

冷蔵庫で保存 食べ頃の梨を選び、 できるだけ早めに食べるのが基本。 数日〜1週間程度を目安に
梨は基本的に追熟しないため、食べ頃のものを選んで早めに食べるのが基本です。

一般的には冷蔵庫で保存し、数日から1週間程度を目安に食べ切るとよいでしょう。

ただし、新高・新興・南水など、比較的貯蔵性に優れた品種は、 保存条件によって長く楽しめる場合があります。

品種や保存状態によって日持ちは変わります。 長期保存する場合は、梨の状態をこまめに確認しましょう。
SUMMARY

まとめ|梨は夏から冬まで品種を変えて楽しもう

梨の旬は、全体としては7月下旬〜10月上旬頃がピークです。

しかし、品種ごとに旬の時期が違うため、幸水から始まり、 豊水、二十世紀、あきづき、新高、南水、新興などへと リレーするように楽しめます。

さらに、愛宕のように冬まで味わえる品種もあります。

  • 夏は幸水などの早生品種からスタート
  • 8〜9月は豊水・二十世紀・あきづきなどが充実
  • 秋から冬は新高・南水・新興・愛宕などへ
  • 甘い梨なら幸水・南水・あきづきなど
  • 爽やかな味なら二十世紀
  • 甘酸っぱいバランスなら豊水
  • 店頭では形・重さ・色・軸・手触り・香りを確認

今年は「旬のリレー」で梨を楽しもう。

いつもの梨だけでなく、時期を少しずつ変えて別の品種を選んでみると、 甘さ、酸味、食感、香りの違いがよりわかりやすくなります。 夏から冬まで、それぞれの時期ならではの梨を楽しんでみてください。

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